コンパニオンは今も昔も展示会の花です

展示会に彩りを添える人たちが女性コンパニオンです。華やかなコスチュームに身を包み、担当する出展企業のブースで笑顔を笑顔を振りまきながら担当企業の商品に寄り掛かる。また商品を手に持ちながら満面の笑みを浮かべる。集まった来場者のカメラにポーズを取る姿はまさに展示会の花です。展示会のコンパニオンは、1970年と1985年に日本で行われた2つの国際的な博覧会を契機として市民権を得ていきました。コンパニオンという仕事に就くためには、まずはプロダクションに登録することが第一歩となります。芸能プロダクションでもいいでしょうし、コンパニオン専門のプロダクションでもいいでしょう。またイベント司会者が所属するプロダクションでも登録できる会社があります。そしてオーディションに参加することになります。出展企業のブースの担当者と、広告代理店の出展企業の担当者が実施するオーディションで合格となった人のみが、イベント期間中にコンパニオンとして活躍できるのです。

出展企業がコンパニオンを起用する理由は、自社ブースへの集客と、メディア露出によるパブリシティ効果の促進の2点です。まず展示会場においては、より華やかなコスチュームを身に付けた女性のいるブースに来場者が集まります。会場では人が人を呼びます。そして会場内で最も人を集めているブースは、それだけで来場者の好感度アップにつながります。自社ブースへの集客は、もうひとつの理由であるメディア露出によるパブリシティ効果の促進につながっていきます。人の集まるブースには当然のことながらテレビ局、新聞社、出版社のカメラマンも集まってきます。メディアのカメラマンもより魅力的な女性をカメラに収めたいのです。中でもテレビは秒数に制限がありますし、新聞は紙面のスペースに制限がありますので、イベントの紹介記事とともに露出されるブースは1社か2社です。コンパニオンのコスチュームには自社のロゴや自社ブランドのロゴがプリントされています。また女性の手には自社商品が掲げられています。自動車の展示会でしたら自社製乗用車のボンネットに女性が座っています。その映像や写真がメディアで紹介されるのですから、パブリシティ効果は絶大なものがあります。

もちろんインターネットの普及に伴って、男性の好奇な目線で紹介されてしまうというネガティブな部分も出てきましたが、そのことを差し引いても、出展企業にとっては絶大な効果があるのです。